失敗しない学習塾選びの中学1年編です。不安の大きい時期の塾の選び方を伝授します。

個別指導塾の春期講習

塾の春期講習会で数学(算数)を申し込むと、小学校の算数の大まかな復習をすることになります。
強化ポイントを見つけることができ、とても役立ちます。

中学校の数学は、小学校で習ったことの土台の上に建てられるため、小学校の復習はとても大切です。
ただ、小学校は6年間あり、春期講習は一週間程度ですから、大急ぎで復習しなければなりません。

小学校で算数が大変得意だった人は、塾の算数の教材を解いてみることで、自分の知識を確認することができます。
そして、忘れたり勘違いしたりしていた、わずかな穴のような部分を、
塾の講師のアドバイスでしっかり強化してから、中学に進むことができます。
大きな収穫ですね。

でも、たいていのお子様にとって、春期講習会で見つかった強化ポイントを、
春休みの時期だけで克服するのは、時間的に無理があります。
それでも、塾の春期講習で、中学生の早い時期に解決する必要のある分野がどこかを知り、
対策を立てるなら、本当によい結果につなげることができます。
「うちの子は、読解力がなくて、文章題もほとんど解けないんです。
塾で、国語を受講したいのですが...」

塾の面談で、こんなふうにおっしゃっている保護者の方を、よくお見かけするようになりました。
春期講習にも、国語の受講に関する相談が寄せられます。

でも、たいていの教室長は、ちょっと困ってしまうようです。
塾のテキストで、また、特に一時的な講習会で、国語を勉強したからといって、
すぐに文章題に強くなることを望むのは、かなり難しいからです。
むしろ、マンガ以外にも興味を持てるような本を何か見つけて読むこと、
できれば新聞を読むのをお勧めしていることが多いようです。
朝日新聞の「天声人語」や道新(北海道新聞)の「卓上四季」などが
読解力、文章力のアップに役立つというのは、有名ですね。

高校入試が近くなると、模試を受ける機会があります。
模試では外山滋比古さんや加藤周一さんなどの、大人でも難しく感じるような本格的な文章が出題され、
学校の教科書にしか接していないと、びっくりすることがあります。
塾で実戦形式の問題を通して、かたい文章に慣れるためのトレーニングをしておくことは、
問題に圧倒されないために、とても役立ちますね。
ただ、中学校の早い時期には、塾で問題を解くよりも、本をたくさん読むほうが、確かに効果的かもしれません。
中学生になると、本格的な英語の授業が始まりますね。
塾の春期講習では、英語の勉強を、少しだけ先取りできます。

1学期が始まってからの塾の通常授業では、たいてい学校の教科書に対応したテキストが使われます。
しかし、春期講習会の段階では、アルファベットや、中学で初めのころに習う文法を扱った、
いわば全国版の教材が使われるのが普通です。

まず、英習字用の、4本の線が引かれたテキストに、アルファベットや、
"hello""school" "apple"などの簡単な単語を書いていきます。
次に出てくるのが、「be動詞の文」です。
"My name is ?" "I am?"といった具合です。疑問文を作ったり、否定文を作ったりもします。
春休みは短く、また、他の教科もあることを考えると、
塾で先取りできるのは、多くの場合、「be動詞の文」を自由に扱えるくらいまででしょうか。

IAYやNOVAなど、英会話教室に行っていたことがあるとか、
ディズニーの英語教材などを使って何かの形で英語に触れていたお子様にとって、
塾の春期講習の英語は、まさに楽勝で、退屈なくらい、といったところです。

でも、中学でいきなり英語が始まると思うと、不安で仕方がない、という方は、
塾で先取りしておけば、ちょっと安心して、入学式を迎える助けになるかもしれませんね。
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